どうも、2社経営しながらコンサルしてます。佐藤です。
今日は現場の話が聞けない経営層ってテーマでお話ししていきますね。
現場の声を聞かない経営層を持っている従業員
現場の声を聞くことの大切さを知りたい経営層
どちらにも役立つ内容になってます。
現場が常に正しいと言える経営者になろう
経営層向けへまずはメッセージ。
現場は常に正しい
と言える経営者・幹部になりましょう。
どんなにベテランであっても、今、現場に立っている人間より顧客理解が深いなんてことはまずありません。
顧客と離れると分からないことが多くなりすぎるんです。
専門用語がお金くれるわけじゃないし、グラフがお金をくれる訳じゃない。
常にお客さんが会社にお金をくれる。
それ以外はあり得ませんから。なので僕は定期的に現場に出ています。
現場の話が聞けない上層部なら離脱しよう
あなたが従業員や社員の立場だったとしますが、
現場の声を聞かず、
自分たちの考えがいかに正しいかを披露する場
になっている場合は早急に離脱することをおすすめします。
なぜなら、人は権力を持てば持つほど、人間性の器が求められるからです。
安易に考えるようになってきてしまうんですよ。
地位の高さと意見の正しさを混同するんですね。
ですが、本来そういう人は上に立ってはいけない。
でも、一見考えているように見えるので、偶然上に立ってしまうことはありえます。
ちょっとでもパワハラの予兆を感じたらすぐに離脱ですよ。無視しているとズブズブになっていくので十分にお気を付けて。
視野の狭さと顧客理解はトレードオフ
視野が狭いことは必ずしも悪じゃない。
経営者視点がないことは必ずしも悪じゃないんです。
例えば
「現場は視野が狭くなる=だから顧客理解の正確性が上がる」
こういった理解であればOKですね。
で、視野を拡げることが経営層の仕事です。
これを勘違いして「怒ればor指摘すれば良い」と思っている経営層があまりにも多い。
目的は「指摘すること」じゃなく「視野を拡げる」ことです。
それができない=手段の目的化、って話ですよ。
本来の目的は視野を拡げること。
つまり、社員と経営層の関係はトレードオフにある。
視野の狭さは精密な顧客理解につながり
視野の広さは顧客理解が薄まってしまうから現場に教えてもらうと。
本来協力してやっていくものなはずなんですが。
「協力」という姿勢を取れない上司に巡り会ってしまったら、
十分にお気を付けて。
マーケット感覚が身につくよ
「いつも店に出て現場立ってるんですか?」とか「お金あるんだから辞めればいいのに」とか(お金ない)言われることが最近は多いのですが、ぼくにとって現場は宝の山です。
マーケット感覚、トレンドの流れを敏感にキャッチするためには試合に出続けないといけない。
データでは決してわからないのです。— Kiyoto / 萩原 清澄 (@KiyotoDrives) February 4, 2020
一番はこれ。データには決して出ないものをつかめるようになること。
これはデータしか見ていない人には分からない感覚。
ニュアンスは数字には出ない。マーケット感覚を忘れないようにするために現場は常に大事にしていきましょう。
コメント
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