ITエンジニア・SE系、コンサル系、カウンセラー、弁護士、医者系の人にありがちだと思います。
無料・無償でアドバイスを求められる問題。
アドバイスを求める人「教えて欲しい」
僕「こうするといいんじゃない」
→「簡単じゃん」
→「返事遅くない?困ってたよ」
とかそんなんばっかですよ。なぜか偉そうなんです。「謙虚さ」がない。
簡単ならそもそも自分でやるべきだと思いますし、プロにお金を払って頼むという選択はあるわけです。
無料でアドバイスをもらおうとする人は、そもそも思考が失礼なんです。笑
今日はこの「無料でアドバイス」問題についてお話していこうかと。
無料相談を受けるか判断するポイントは、「あなたに対価があるのか?」
まずは無料相談を引き受けてしまっている側の人へ。
もし無料相談を受けたら、回答に対して、どんなメリットがあるのかを冷静に考えてみると良いと思います。
、、、多分ないです笑
例えば友達から聞かれたら。
僕だって、最初の数回とかは無料で答えますし、相談にも乗りますよ。友達ですから。
別種として、
「普通の相談」「一人の人として受ける相談」でお金取ろうなんて思ったことありません。
そこまでがめつくないです。
でも、顧客以上に「ビジネス・ITの質問」で時間を使ってくるようであれば、
徐々に距離を置かないといけないな、、と思っています。
ビジネスと友人。
人間関係の「上下」は「種類の違い」なだけなのでありません。これは大前提。
けれど「相談それ自体」は単純に負担だし、負荷になりますよね。
その上、対価も何も用意しない姿勢だと嫌になるわけです。
どれだけ対価が安くても、「コーヒー奢るよ」とかだと納得感はありますよ。それは「気遣い」が見えるからですね。「気遣い」がないのは誰だってキツいです。
それは人間関係と同じ。ビジネスだって人間関係ですから。気遣いないのはダメ。
親しきなかにもなんちゃらですね。
独立してはじめて仕事を受けるときは、成果報酬、たまの飯のおごり、対価として何かを教えてもらうならOKだと思います。なるべく、「完全無償」では仕事は受けない方が良いです。ニーズの分析ができなくなるからです。
高いなあと判断されればそこで依頼は止まるので、無償にするとずるずるのずぶずぶになります。
「すげー、こんなに大変なこと月50000円でやってくれるの?」だったら誰でもお願いしますが、「こんな作業に月1000円も払うのか…」と思われたら誰も依頼しません。
問題は金額の大きさではなく、「価値と金額のバランス」なんです。有料にしないと価値の測定ができません。
客観的価値を知るためには、お金をもらってみることです。そこで断られたらもっと真剣になるはずなので。
で、こんなページを見つけました。

上記のページのどこかに書いていたはずですが、
僕も以下の意見に大方同意してまして、
無料相談があるなんて話はしていませんよね?
無料相談なんてやっていないのに相談される。
無料相談なんてやってないのに実作業が伴う場合がある。といってるだけですよ
と。
考えてみてください。
「無料相談を受けること」が「あなたの戦略上重要」な場合はいいんですよ。
仕事が一段落したときに顧客向けに無料相談を受けることだってありますし。
でも、普段やっていない&何の戦略もないのに
「無料相談に時間が持ってかれる」のが甚大な問題なんですね。
自分の価値がなーなーになる。
提供する価値がよく分からなくなるわけです。
どこから友達でどこから顧客?って区切りも微妙になってくるはず。
特に知識労働の場合ね。一度無料で引き受けてなーなーになった価値。
そのケツはこっちで拭かないといけないですから。
フリーランスとボランティア・無料相談と労働について
無償で仕事はやったらだめ論、自分の能力に向き合うことから目を背けることになるからなんでしょうね。
お金との交換は相手がお金出して尚、得した気になってくれないと成立しないから、必然的に自分の実力や能力と向き合わざるを得なくなるんです。
でも無料なら向かい合わなくて良いんです。
フリーランスは友達からは仕事貰ったり無料相談を受けない方が良いですよって話
特に創業当初は、他人が商品やサービスを買う理由を検証するのが目的です。
関係性が近いと関係性が近すぎて適切なフィードバックが貰えないんですよ。
知り合いに「ターゲットに近い人がいたら紹介して下さい」が良いかもしれません。関係性が近い人のデータはゆがんだデータ。
無下にできないくらいのほどよい距離感、つまりは知り合いの知り合いくらいが丁度良いと考えてます。
無料相談をお願いしている人へ
ここからは無料相談を持ちかけている人へのアドバイス。
あと、勝手で無責任なアドバイスに疲弊している人へのアドバイスです。笑
無料のアドバイスには要注意
有料のアドバイスを活用してみよう
ってことですね。お伝えしたいのは。
有料にすることによってどう違うかというと、
率直なアドバイス
が聞けるんですよ。意外ですよね?
、、なぜか?
相談以外で収益化する必要が無いから
これが全てですね。
Youtube Premiumってありますね。
Youtubeに月額料金を払うことで広告がつかなくなるやつ。
余計なおすすめ=余計な広告
がなくなるわけです。
サービスを受ける側がお金を支払うから。
「素のコンテンツ」だけを受け取れるわけですね。
コバンザメ的なものがなくなると。
あとJTBの有料相談。以前ニュースになってましたが、

「旅行プラン相談室(無料)」として利用されていて、予約が別の安いサイトからされちゃうことで収益化できないから、相談それ自体からお金を取ることにしたと。うーん、辛いでしょうね。
転職相談エージェントだってそもそも企業がエージェントに登録していないと、エージェント側が収益化できなくなってしまうわけです。登録している企業という前提があるわけですね。
「利害のない」「率直なアドバイス」は、
実は、相談それ自体にお金払っているから
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成立する。
お金をもらわない = 広告的な何か笑を付けないといけないので、
率直なアドバイスをしにくいんです。
怪しいビジネスのアドバイスを、収益源示さずに無料でやってる人がいますけど、あれって本当にあなたに合っているかどうかは別で、第一義として収益率が一番高い物を薦めますよね。当然ですが。
もちろん有料相談・有料のアドバイスでも、アフィリエイト経由など提示する場合もあると思いますが、それは唯一の収益源ではないので、一番おすすめの物をシンプルにお伝えする事ができるんじゃないかと。
もし無料で人にアドバイスを受けようとしているなら、これからは「有料相談を頼んでみる」ことって凄く有益だと思いますよ。
ここで「いにしえ」からの名言を。笑
タダより高い物はない。
これだけ覚えておきましょう。
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