今日は僕が考えるコンサルの姿について。
「残念なコンサル」を見かけたので、
どんなコンサルが残念で、
どんなコンサルに実力があるのか、
僕なりに、お伝えしたいと思います。
※実力があるコンサル=僕と言っているわけではなく「コンサルの理想的な姿」の表現です。
※決して僕に実力がありますと言っているわけではありませんので、ご承知おきを。笑
今回のメルマガは、
コンサルではない方のお役にも立てる内容だと思いますのでぜひ。
でほ本題へ。
「コンサルの実力」とはなんでしょうか?
、、、
、、、
、、、
僕が考える、コンサルの実力とは、
「相手がまだ気付いていないこと」
を
「多彩な表現でお知らせする」
これがコンサルタントの実力。
「相手が既に気付いていること」を、
「ひたすらありきたりな表現」で言うコンサルがいたらどうでしょうか。
「自責で考える!」
「言い訳しない!」
「部下には強く言えor優しくしろ!」
みたいな、「ありきたりな言葉」で、「ありきたりな概念」を投げつけてくる。
もしこんなコンサルがいたら、
そんなの分かってるよ…
正論・理想論ばっかり言うなよ…
って気持ちにならないでしょうか?
「気が付いていないこと」を言うから価値があり、
表現が豊かだから斬新さ、新鮮さがあり、
クライアントが真剣に話を聞いてくれるんです。
相手の「考えの霧」を晴らすこと。
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理想論や正論をぶつけるのはコンサルタントの仕事ではありません。
そして、多彩な表現力。
表現力があれば、
クライアントにとって一番受け取りやすい、理想的な形で、
メッセージを伝えることができる。
ちゃんと心に言葉を残すことができるんです。
例えば、
強く言われて影響を受けたいのか
優しくリードされたいのか
併走されたいのか
後ろから押して欲しいのか
はクライアントによって、まったく異なります。
そして、それは「クライアント自身からにじみ出る」ものです。
コンサルが
強く言いたいから強く言う
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んではないんです。
強く言いたいから強く言っていたら、自己満足と紙一重。
ほとんど自己完結してますからね。対話とは呼べません。
もちろん、どんなコミュニケーションでも同じです。
相手の求めていることを察する力。
哲学の分野では「他者を読む力」とも言われますね。
伝わりやすい形を選択し、それに応じてメッセージを投げる。
特定のスタンスしか取れないと、「相性」が強く出ます。
スタンスの幅=クライアントとの相性の広さと深さ=人間力
ですから。
「相手がまだ気が付いていないこと」はなんでしょうか?
そして、
「どんな形を選べば一番伝わりやすい」でしょうか?
あなたのコミュニケーションにも行かしてみてくださいね。
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