大事な局面で緊張してしまうんです、という質問を受けました。
原因は大きく分ければ二つあると思っています。すごく単純化してお話しすれば、
期待しすぎ
と
リサーチ不足
だと考えています。まず一つに、何かを得ようとしてるから緊張するんですね。例えば、誰かに話しかけるときに自分の得になるような、要望通りになるような妄想を事前にしてしまうと。そうすると、期待することによってその期待を得られなかったゆえの悲しさが生まれます。
最初から何も望んでいなければ、期待と落胆のギャップが起きるんですね。もちろん、得をしようとしても良いのですが、段階を踏んでないんだと思います。
男女関係で説明するとすれば、まだ話してもいないのに自分のパートナーになったことを妄想する、などでしょうか。プレゼンが決まる前からお祝いのイメージをしてしまうとか。
で、もう一つの原因はリサーチ不足にあると考えています。
とにかく知ることです。調べることです。
何らかの後ろめたさや、自分の中でサボっている部分があるとそれを自覚しテイル場合、自信がなくなります。
例えば、
ルックスに自信が無い人っていますが、こういう人ってルックスを良くするための全ての努力をやり尽くしていなかったり、仕事って側面に自信が無い人は、本気で働いていなかったり勉強しないでサボってたりするんですね。
あなたも何らかの分野で、一度くらいは自覚があるのではないでしょうか。
後ろめたさから不安や緊張が生まれる。
つまり、徹底的に準備して知ることで失敗しても清々しくなっていくと。甲子園球児が負けても爽やかに泣けるのはすべてやり尽くしてきたからです。大舞台に立てるのは誰よりも準備してきているからです。
そうじゃない人は勝っても負けても悩むことになる。
簡単にまとめます。
「未来に対しての不安」は「過去に対しての後悔」と紙一重だと僕は考えています。
納得がいくまで知ってください。調べてください。
先に進めるのは知ることのできる人だけ。
例えば、あなたの家の色がいきなり虹色になったら怖いはずです。
それは知らないから。人が幽霊を怖がるのは、それについてよく分からないからです。
分からないものが怖い。
だから、なにか怖いことがあるのなら、徹底的に調べて、いつでもサッと引けるくらいのレベルでいいので、足を突っ込んでみてください。
そうすれば、自然と成長しているのが分かるはず。そして、知り尽くしていけば自然と恐怖がなくなっていく。不安とは「未知のこと」なのです。昔は怖かったOOを、知ることによって克服できたことが沢山あるはず。
だから、不安や緊張を解決しようとするのなら、とにかく知って、とにかく調べてみてください。
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