まず。自分を成長させるために、自分なりのエスカレーターを探してみてください。
周りが階段を上っていたり、エスカレーターに乗っていたり、エレベーターだったり、立ち止まっていたり、下りのエスカレーターだったりする中で、とりあえず登りエスカレーターに乗れているのかを振り返ってみると良いですね。
意外と立ち止まっている人は多いのです。
自動化できる部分、効率化できる部分を効率化するのはある種の責務とも言えます。
なぜなら、無駄なコストは誰かが必ず背負うことになるからです。それはあなたかもしれないし、あなたの顧客かもしれないし、あなたの大切な人かもしれない。だからこそ、まずはエレベータに乗ることができているのかを考えてみて欲しい
自分を自然と成長させるために
どこから学ぶのが一番伸びるのかを考えることです。必ずしも本である必要はないと思っています。つまり、音楽や自然や生き物やお酒、他人の生き方、あなたの買い物からも何かしらを学ぶことができると僕は考えていて、この吸収率は人によって様々であり、相性があると思うからなんですね。
つまり、大学に通っているなら特に講義の時間からだけ学ぶ必要は無いわけで、好きなところから勝手に学んでいる時間が一番身になるから、なのです。
自然な成長はなぜ重要か
一つは天然と養殖、というような性質の違いもあるでしょうが、とりあえずお伝えできることに、
「エネルギーがかからない」
というものがあります。つまり、既に動いている物から吸収できれば、どんどん効率が良くなっていくだろうと。例えば、あなたが日頃仕事をしている中で吸収するのと、そこからプラスで大量に勉強をするのでは、もちろんどちらも重要ですしその重要性は日頃からお話ししてはいますが、
エネルギーをほぼ使わずに学習ができる
という部分で重要だと思うのです。自分で一から開発するのであれば、既に開発されている先人のノウハウを使ってしまいましょうよ、というのと同じで。体験のコストって意外と高いんですよ。
例えば、死を体験することは人は普通できない。ビルの20階から飛び降りたらまずい、ということも普通体験では学ばない。先人の知恵を借りることの重要性はこの辺りにあるんです。
適度に体験をしながら、必要な部分とそうではない部分を見極め、エネルギーコストの低い自然な成長を見つけていくと。
例えばですが、僕自身は簡単なパソコンの作業の効率化の一つでさえ、成長だと捉えています。昨日からの一つの改善も成長だと。
そう考えていくと、日々の小さな改善をどれくらいしたかを思い出してみていただければ、まだまだちょっと力をかけるだけだったり、ほぼ力を掛けなくても自然な成長が起こせるポイント、エネルギーの浪費を防げるポイントが見つかってくるのでは、という一つの提案です。
恐ろしいくらい地味な作業に事務作業コストを使っている場合もあって、さすがにそれは無駄な仕事だと突っ込みをいれたくなるような事例を多々見かけることもありますが、まあそれは置いておきましょう。
無駄な仕事を省くことは起業家だったり、フリーランスであったりの正義です。もちろん組織にいたら無駄な仕事を省くことは必ずしも正義でない場合もあると思います。でもそれでも、少しづつでも無駄を減らして、自分の周りを住みやすくするような、そんな工夫があれば、自然な成長は起こせるのではないかなと思う次第ですよ。
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