お金が稼げません、という相談をよく受けます。このあたりでまとめて回答しておきたいと思っています。僕が都度回答するのは、金のことばっかり考えているからです、と。
相手に何を提供するかの意識がないから稼げないんです、といつもお話ししています。
例えばあなたが最近買ってよかったものを思い出してみてください。
いいですか?思い浮かべましたか?
・・・
それって、相手が「金欲しいオーラ」を出していたから金を出したんでしょうか。
違うはずなんですよ。条件にお金以上の価値を見いだしたからあなたはお金を払った。それだけの話です。
つまり、自分が提供しているものが何なのかを真剣に考えなければ、ビジネスが上手くいくどころか、立って歩くことすら難しいんです。どうして一番にお金が来るんですか、と。それだけの話です。
そもそも、稼げないんです、といっている人で、人にこんな何かが提供したいんです、こんなものを提供したいんです、こんな人を助けたい、こんな問題を解決したい、という視点で話を始めて来てくれた人は見たことがありません。必ず他人のせいにしているか、問題を把握していないように感じます。
ここで、一旦考えてみて欲しいのは、何かを先に提供する意思のない人間に、人は金を払わないという重大にして基本的な事実。
例えば、昔、意味の分からない理由で返金を求められたことがあったんですが、どんどん理由がすり替わっていってたんですよね。そのメールには哲学も何もなかった。
それって恐らく、「お互いのメリット」を何も考えていないからできてしまう行動なんですよね。
いいですか。「お互いのメリット」をとにかく考え続けていれば、お金を稼ぐことはそこまで難しくありません。
普通の人が普通にビジネスをして食うことができているんです。
私もあなたも普通の人です。
でも、普通の人であっても普通にビジネスができない場合、多分何か根本的な部分が間違っていて、それが今までお話ししてきた「貢献」の部分。
貢献の量の問題です。
ありがとうございます、という言葉は経済効果を産むんです。考えを転換させてみて欲しいんですが、「直接その人からお金をもらえなくてもいい」んですよ。来ている人から直にお金貰う必要はない。
NPOとかだって募金やスポンサーがついているわけで、Googleとかにだって基本的には直接お金を払わずに利用しているはず。広告主がいますからね。
場合によっては広告を見せまくることで無料のラーメン店ができるかもしれない。
それはつまり、感謝のあるところには勝手にお金の流動性が産まれる、という分かりやすい事実を指し示している。
お金は流れのあるところに集まります。お金が動けば手数料が動き、旅客機が飛べばチケット代、整備代、機内の食事、機内のコンテンツ、乗務員の給料、燃料代などなど、大きなお金が動く。
もしお金が稼げないと少しでも悩んでいるのなら、
先に貢献する意識があったか
動きを生んでいたか
を思い出してみていただくことをオススメします。
リアルな動きでも良いですし、インターネットの中の動きでも構いません。どれほど大きな動きを産むことができるかによって、あなたのお金の稼ぎ方は全く変わってくると考えます。
さて、本質はいつもシンプルなわけですけれど、もうちょっと話を広げていきたいなと思っています。ついてきて下さいね。で、動きを創るにはとりあえず量が大事で、その後に質。
量を重視しているビジネスモデルと質を重視しているビジネスモデルがあるわけですが、最初は量でいいでしょう。量を質に変えていくという意識があれば量から入って良いです。
でも、単に量を増やせば人が来ると思っているのならやめた方が良い。この微妙な違いを忘れないでください。
宇宙一量があるラーメンを作ったところで、火星で販売していたら人はきません。
そこそこうまい量普通のラーメンを渋谷のど真ん中で売ればそこそこ人はきます。
安直な例えですが、分かりやすくするためにお話ししました。量だけではどうにもならない。量を質に変える方法を考えながら量を追求して欲しいということ。
量→質の重要性をお話ししてきましたが、ですが、人生も、がむしゃらに働く訳にはいきません。
SNSやメルマガでも話していますが、時給を上げてから働く時間を増やさないと、時給を上げるための勉強ができないんです。どんどんしんどくなっていってしまう。
まずは時給を上げるためにがむしゃらに勉強し、その量を質に変えていくための行動をしていくと。
人生の戦略と仕事の戦略は割と相互に応用可能なんですよ。
自ら応用してみることが身につけることですから、ぜひ一度自分の例えを使って、考えてみてください。
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