こちらから依頼した場合は別として、頼んでいない場面での口出しについての話。
心理学の分野では口出しは全て「自己実現を他人に委ねてる」って働きらしいです。「俺はこう思う」は意見で「どうしてそうしないの」「あなたはこうすべきだよ」は口出しに分類されるそうです。
自己実現していない人ほど口出しが増えるらしいですよ。他人のリソースで自分のやりたかったことのシュミレーションを叶えたいから。
嫌なことがあったから人には優しくしようと捉える人もいれば、この苦しさをあいつにも味あわせないといかんと考える人もいます。逆に甘やかしてるせいで自分はダメになったと考える人もいます。
これって、親の教育方針vs子にも言えるし、お年寄りvs若者の構図にもありますよね。
結局本人がどう変換する考え方のシステムを持っているかが全てで、ある意味自分の不機嫌の正当化だともいえますね。怒れ、不機嫌になれ、前向きになれとまでは言われてないはずですから。
ハチに刺されたらそういう生き物だから近づいたこちらがミスをしたって気持ちになりますが、人相手だとそうはいかないのはなんででしょうね。期待しちゃってるんでしょうか。
とある作家が期待は感情の借金って書いてました。営業とかで契約寸前まで行って途中でキャンセルされるとめちゃくちゃショックを受けるのは、こっちが期待して幸せの前借りをしてしまったせいだと。
コメント