インターネットは相場が存在しないから稼ぎやすい
まずは結論から。インターネットはほぼ言い値で値段が決まるからです。
きゅうり一本の相場とかが、最新の業界に行けば行くほど自分で決められるようになってきます。
それは、相場がそもそも存在しないからです。例えば「1データ保存するのにいくら」とか誰が決めたんでしょうね?アプリの価格は?
相場は誰が用意したんでしょう。1番最初の人は高い安いをどうやって決めたのか、そんなの言い値ですよね。それは、相場がまだ存在しないから。
世界で最初の美容師はいくらお金を取ったんでしょうか。
世界で一番最初に電球を発明して販売した人は、いくらに設定したんでしょうか。
多分、言い値だと思うんです。
言い値が使える。だからITの世界はお金が稼ぎやすいんです。とにかく高利益率なんです。
ペットボトル150mlに一万円はなかなか出せないと思います。
それは、既に相場が存在しているからです。
オンラインは経営資源が残りやすい
次にポイントとなるのは
オンラインはアセットが残りやすい
って部分ですね。
ブログで稼ぐはおすすめしないけど一番わかりやすい例えでしょうか・
資産になるってことですね。どんどん積み重なる物が座布団的に増えていって、稼ぎやすくなったり稼げる金額が大きくなったりします。
Youtubeとかも過去の動画が残りますし、商品を作らなくて良いので参入が増えてますよね。
まあ、もっと要因は他にもあるんですけど、とりあえず分かりやすいものとして上げておきました。
YouTuberがお菓子を食べる動画に10万円の広告収入、とかって誰も相場を決定できません。
それは言い値と買値の世界になってくるからですね。
話を戻しますが、
能力とか経営資源がちゃんと残るかを考えて欲しいんですね。10年の時間を使って何も知識とか能力とかが身につかなかった、とはならないように。
だからインターネットで何かができる人になるのが今のところは最強かつ最速です。残る物も多い上に、ほとんど言い値で決定されるからです。
ECだとまあ難しい面もあるでしょうが、アセットって意味ではレビューだったり登録した商品だったり、仕入れ先との関係だったりと、手元に残る物や関係性や資源がありますよね。
市場のバランスというのは、乱暴な言い方をすれば
- 高利益率
- 新規参入による価格競争
- 品質の向上
- 是正
という流れを経て取れていくような感じがします。なので、いい方は悪いのですができる限り早い内に参入した方が良い。これはどの業界でも同じです。速いほうがあらゆる意味で有利です。
もちろん、Googleの用に後から参入してうまく行くこともありますけれど、そこまでの大きな規模のビジネスは考えていないはずです。とりあえず先に参入しておいて、その資源を使いながら徐々に品質の向上と価格の競争を図っていって欲しいんですね。
市場の規模は新規参入から大きくなり、品質向上の頃をピークに、是正される段階で段々と規模は小さくなっていくと僕は考えています。
できる限り早めの参入を。
早い内にオンラインに参入した方が良い理由
そして、早めの参入って珍しいんですけど、珍しいことには二つの側面があります。
- 体験できないから珍しい
- 人がやりたがらないから珍しい
単純に珍しい場合と、リスキーである場合とか人が脚をすくませる場合ってすごくチャンスなんですよね。
経済学の逸話で、効率的市場仮説に対して(市場はすぐに適正価格に戻るってやつ)
学生「教授!1万円落ちてませんか」
教授「本当に落ちているのなら誰かが拾っているだろうからそれは紙切れだろう」
ーー僕は1万円を黙って拾った
って奴なのですが、どんな場面でも価格がゆがむシーンってのがあるわけですよね。じゃないと売買ってのは成立しないんじゃないのか、と僕は考えています。
なぜなら、二人とも1万円に同じ価値を見ていたら、そもそも商品を買ったり売ったりする意味が無いわけですよね。もしくは買う側が原価に重きを置きすぎているとか。
8千円とかで仕入れてきた物、それ以上の価値を見ているから1万円で購入するわけです。購入者側が8千円だぞ、と思い込んでいたら1万円では購入したくないですよね。
価格がゆがむ瞬間がどこかに存在するから、商取引は成立します。
この辺りを頭にたたき込んでおくとビジネスでは重要なものを見失わずに済むのではないか、と。
コメント
[…] インターネットはなぜ稼げるのか。ネットとかITが儲かる理由 […]