リーダー経験が聞かれるのって、別にリーダーとしての資質云々もあるかもしれないけれど、それよりも「やばいメンバーに悩まされた経験があることで、メンバーになったとき」に「やばいメンバーになりにくくなる(自我をコテコテに出したりしない)から」だと思いますね
本気でリーダーになったことがない人の共通点って「他人にやらせれば自分は楽をできる」と信じていることだと思います。他人が下に入ることで自分はよりキツくなるんだって感覚がない人は、30人くらいの規模でさえまじめにリーダーシップを取ったことがないのかもしれないと思ってしまいます。(僕が向いてないだけかもしれませんが笑)
面接した後にいきなり経営者にすることは無いわけで、リーダーシップ経験が聞かれるのは「勝手に動いちゃうトンデモメンバーに悩まされた経験」があることによって、メンバーになったときに素直になるからなんだと思います。リーダーになったことが無い人は下手に動きまくって迷惑掛けますからね。
リーダー経験が重要視されるのは「わがままなメンバーがいる」ってことを知ってるから、その人がメンバーになったときに素直になるからで、別に「いきなりリーダーになれ」と会社側が思ってるわけではないはず。
得てしてリーダー経験がない人がリーダーをやりたがる場合はただの強情な人になり、リーダーをやりたがらないけど推薦されるような人はいいリーダーになると思うんです。
リーダーは楽をすることなのか
人の上に立てば楽をできるんだろう、と考えているのもまともなリーダーシップ経験が無い人の発想です。一番しんどいのは一番上に立っている人なんだという発想がそもそもなくて、「人を使って楽をしている」というズレた発想を持っていることが多かったです。
リーダーとは代弁者なわけで、自分の夢を代弁してくれるからおおすごいとなってその人の下につくんじゃないかなあ。すごい料理を作ってるからあの料理長の下につきたいとか。その意味では実力があって自分のやりたいことに素直な人しかリーダーになれないんじゃ無いのかなと。
他人に口を出すことがリーダーの仕事ではない
良くある勘違いで、他人に口を出すことがリーダーだと思ってる人がいる。「先頭になる」という意味の通り率先垂範してないと意味ないと思うんです。
口を出すのは別にお茶の間監督でもできますから、その分野でそいつより時間を使ってるのか、ということに一呼吸おいてから口を出すべきだと僕は考えます。
もし経験が無いのなら、最大限の敬意を払って相手にコメントすること。これを僕はいつも心がけているんです。
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