VlogやYoutubeが流行した理由、流行った理由とは
Vlogがヒットするのはなぜか?個人の生活は原理的に被らないからだと僕は思っています。
被らない物の価値は下がりにくいんです。名作の絵画とかは増えないから価値が下がらない。
絵は別に額縁何キロとか絵の具何グラムで評価されてなくて、一枚しかなくて今後もふえない、だから価値が上がっていくし下がらない。
Appleが売れるのはAppleの哲学が増えないからですよね。ただの性能比較だったらどこを選んでもいいわけで。
人は想いに共感するか、機能を欲しがることで物を買います。
機能とかは性能は数値で分かりやすく増えるから少ないものの価値が下がる。つまり、スペックシートで表現できる物は段々と価値が低下する。ダイヤモンドも意図して絞ってることは有名だけど、一人に1000kgずつ配ったらたぶんダイヤはカラスよけや猫よけになると思う。
VlogとかYoutubeが流行った理由、人のためになるから
人のために頑張っている人を応援することで人のためを自分がやった気になれるってのはものすごい力です。だから人のために頑張っている人は応援されるんです。自分も頑張ることができるし、底肉割ることで自分も嬉しいから。
「人のためスパム」が起こせるんですね。
これが人のすごい力ですよ。
チェーンメールとかですら「地震でガソスタが爆発したから、人を助けるためにみんな回してね」とかだったりしますよね
リツイートされてるツイートも「おじいちゃんのレストランがやばい」とか「入荷注文頼みすぎたから助けて」とかだったりします。なんとなくわかりますでしょうか。
他人のために何かをする、それは人として楽しく幸せに生きていくための根本の原理なんです。
ビジネスは究極の他人のためであって、自分のためにもなる活動なんですよ、といつもお話ししてます。それは、買った方も売った方もどちらも嬉しい活動だからです。
新しいゲーム機を買って嬉しい。遊べて嬉しい。
売った側は自分たちの作品で喜んでもらえて嬉しいし、売り上げが上がって嬉しい。
だれも不幸になる人がいない、という観点から、ビジネスは最高の活動です。
話を戻しますが、困っている子供達を助けたい、とかなら寄付が集まるけど、Uber EATSで豪遊したいとかには面白半分で少額しか集まらないと思うんです。
つまり、自分だけを主軸にした発信や活動はどっかで頭打ちになる。
たくさんの人に影響を与えたり、幸せな思いをさせたりしている人がお金持ちになる。Youtubeもそういったところがある。
問題なのはYoutubeはバブル状態だということ
前にこんな記事を書きました。
ビジネスは基本的にこの三つで説明できます。
仕入れ 加工 販売
この三つ。
何かを仕入れて、加工して、売る。
牛を仕入れて、牛から牛乳を搾って、パック詰めして売る。
宿を仕入れて、施設やサービスを整えて、泊まってもらう。
こんな感じ。色々考えてみてください。
で、インターネットだけ利益率が上がるのはなぜかというと、
定価ってものがあるようで無いからです。
例えば「月10万でデータを保存するツール」とかあるんですけど、
じゃあ「保存しておくのにいくら」、、とか誰が決めてるんでしょう。
ほぼ「言い値」ですよね。
似たような記事で同じようなこともお話ししてます。
世界で最初の美容師はいくらお金を取ったんでしょうか。
世界で一番最初に電球を発明して販売した人は、いくらに設定したんでしょうか。
多分、言い値だと思うんです。
言い値が使える。だからITの世界はお金が稼ぎやすいんです。とにかく高利益率なんです。
ペットボトル150mlに一万円はなかなか出せないと思います。
それは、既に相場が存在しているからです。
(中略)
市場のバランスというのは、乱暴な言い方をすれば
- 高利益率
- 新規参入による価格競争
- 品質の向上
- 是正
という流れを経て取れていくような感じがします。なので、いい方は悪いのですができる限り早い内に参入した方が良い。これはどの業界でも同じです。速いほうがあらゆる意味で有利です。
以前の記事で書いたように、今のYoutubeは高い利益率と新規参入の間の、価格競争が始まった、、くらいの段階ですが、テレビCMのマネーが流れてきているのでまだ今のところは衰えなさそうですね。
Youtubeバブルとは何か
バブルとは「実際の価値」と「現在の価値(価格)」に開きがある状態を言います。
よくよく考えてみてください。おっさんがおもちゃのレビューをしている動画で数百万円ですよ。
実際の価値と現在の価格に差があるとはなんとなく思いませんかね。稼げる、といっても一人の人間が家族を養うレベルではなく、何億円と稼いでいる事例が出てきている。
断言はできませんが、たぶん適正価格ではないだろう、ということはなんとなくわかるような気がします。
で、備えておくことが大事になってくるんです。揺り戻しを常に意識し、フラットな目線で物事を捉えておく。Youtubeはバブルなのかわーい!で参入するのではなく、あくまでも距離を取りながら参入していくということです。
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