ただ自分の言いたいことを言うために論点という言葉を使ってる人がいてびっくりする。その相手が合意してるならいいんだけど、ただその人がただただ言いたいことを言うためだけに「論点」とか言われるとため息出そう。
議論の本来の目的は問題解決なので、自分のポジションや解決したいことを説明して論点を丁寧にすりあわせるはず。丁寧さがあるかないかで本気で課題解決がしたいかどうかが分かる。
結論から言えって言う人
結論から言えマンは原因をあとから求めてくるし、結局詳細をあとから求めてくるので、多分話聞きたくない人なんだろうなあと思って口を閉ざす。
「結論から話して!」って言われた後に「なんで?れって言われたことがあり、だからそれを話そうとしてたんだけど、、、ってなったことがある
明らかな嘘はもちろん別だけど、僕は嘘をつくくらいなら黙ろうと思ってるので、実質は説明しかしたことがない。細部の説明を言い訳と捉える人はこちらの話を聞く気が元からないので、説明したところで結果を受け入れる準備もないので一番の時間の無駄になりがち。
悪意の前に言葉は役に立たない。
複数名に言われた経験上、「言い訳はいいから」という人はそもそもこっちの話を聞く気がまずない。一番最悪のケースでは結果を受け入れる気もない。
言い訳だろ!って言う人
言い訳か説明かどうかは聞き手が決めるものだと思うので、お前それは言い訳だろ!って言っている人は、実のところ問題解決する気がないんだと思う。
例えば自分の子供が他人を怪我させたときに、いくら言い訳っぽくてもまずは解決しなきゃいけないから遮らずにまずは話を聞くはず。
この事例は「オフィスが燃えてます!って言っている部下に対して、消火活動する前に説教を始める上司」って事例でマイクロソフトの本で紹介されてる
説明なのか言い訳なのか、何が違うのかクライアントの経営者と話してたけど、相手との関係性と聞く側の器量で決まるんだなって結論に至った。
そもそも都合が悪いor器が小さいから相手の説明を聞きたくないのと“自分がフォローしてないのがむき出しになる”から言い訳って言葉が出てくるんだと。
はいかいいえで答えろって言う人
自分をコミュニケーション能力があると思い込んでいる実際はコミュニケーション能力の無い人
です。
言葉を選ばない人は楽をしているだけ
まとめに入ります。他人の行動に「言い訳」って感じることは色々ある。僕も思わせていることもあるかもしれない。
けれど、人を真剣に変えたいと思うなら言葉は選ぶ必要があります。
今日はそんな話。
例えば、
部下に「言い訳するなアホ」といえば反発されますし話を聞いてもらえなくなるでしょうが、「次はもっとできるはず、今回は仕方がなかった、信じてるぞ」なら次はもっと動くでしょう。
ラーメン屋で「おい水取れハゲ」といえば喧嘩になるでしょうが、「すみませんが水取ってくれませんか」なら取ってくれるでしょう。
「言葉を選ばない」のは、ただの怠慢ですよ。
「お前のために強く言っている」なんて、言っている本人だけに都合のいい嘘です。
あなたの周りの嫌味な上司・言葉を選ばない人は「自分に楽」をしてます。
言葉を選ばない=自分に甘いんです。
もしくは、本当に行動を変えて欲しいわけじゃなく、承認欲求やヒロイズムから言っているのかのどちらか。自分に甘く、自分に楽をする人。そんな奴の言うことはそもそも聞く必要ないです。
ここで
「俺は正直な人間なんだ」
と反論が入ることがありますが、
「自分に正直」と、「嫌なことを言う」ことはまったく別問題です。こう言う場合の正直に言うタイプは、自分の欲求に素直なだけで、大抵、人格を兼ね備えた、人を幸せにする正直とは言えません。
ただ単に、愚鈍なだけなんだと僕は思います。
「根が嫌な奴」が正直になったところで、ただヘイトを撒き散らす人間になるだけです。
人格を高めてから自分に正直になるべきであり、まずは短所やメンタルの改善に力を注ぐほうが先です。
そのままの自分のまま、何も努力をせずに価値だけ認めて貰おうとする、そんなに都合の良い場所はありませんね。
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