凡人が知性を高めるためにやるべきこと
僕たちのような凡人は、全ての人の意見を聞いてその通りに生きることは楽かもしれないけれど、それはたぶん自由ではないですよね。
ある程度は自分で考えて失敗していく必要がある。
それを前提にお話しを進めていきたいと思いますが、運転する前に大量に飲み物飲むと早くトイレに行きたくなることはあなたも実体験としてあるでしょう。
で、何かを生み出したければその分野のものごとを大量に取り入れればいいんだ、という至極当然の主張からしていきたいと思います。
知性のある人の作品を大量に取り入れ、
知性のある人の文章を大量に読み、
知性のある人が撮った映画を大量に観て欲しい、ということ。
例えばですが、「モチベーションが落ちる」とかも「良いものが吸収できてない時」か「消化不良になってる」ときです。今回はここの良いものが吸収できていない、という部分にフォーカスしてお話しをしていきたいんです。
知性のある人と無い人の差は何なのか
髪は細部に宿る
という言葉は誰しも聞いたことがあるでしょう。
で、世の中には5000円のホテルもあれば、50万円のホテルもあるわけです。基本的な機能は当然「宿」で同じですから、その価格を隔てるもの、つまり神々しいほどのブランドと一般のホテルの違いは、
どこまで細部にこだわったか
しかないんです。それだけ。
その差は細部の差です。景観だったり、部屋が綺麗だったり、設備が充実していたり。いやいや、細部じゃないよと思うかもしれませんが、これって泊まって寝ること、という宿の本質とはなんの違いも無いことが分かると思います。
要素の分解は本質をえぐり出すことですから、僕自身は宿を泊まるものと定義していて、その他については細部だと考えているということです。もちろんラグジュアリーなホテルに泊まることはありますが、勉強のためだったりします。
で、なんでこんなお話しをしたかというと、人間の魅力も細部を磨き上げることで決まってくるのではないかなということ。目が二つあって鼻が一つで、という基本的な構成要素は同じでも、話す言葉、作っているもの、やってきたこと、やりたいことなんかでその人が立ち現れてくるわけですから。
だからこそ、細部を磨く努力を怠らないで欲しいと思うのです。
大量のオプションを思いつく力
沢山の選択肢を思い浮かべて一番良い選択肢を選べること。これって、かなり僕の中で重要視している力なんです。そもそも選択肢が思い浮かばない、ちょっとしか浮かばないのは引き出しの量が少ないし、勉強しても引き出しになっていないんだと考えてしまいます。
オプションを思いついた上で、既存のフレームから逸脱する力が必要でしょう。イノベーションなどと呼ばれたりもしますが。「この業界の事例は?」とか言わないことが大事ですよ。
他人に執着をしないこと
他人に何かもの申したくなっても良いけど、そればっかりやってる人は内省がないし、正直成長がありません。もの申したくなっても構いませんが、せめて何らかの作品の体系として残しましょうよ、と思ってしまいます。
例えば本当に教師になってしまう、とか、占い師になる、とか、コーチングを身につけて仕事にする、とかなんでもかまいません。他人の批判をする癖がある人はそれを仕事にしてはどうでしょうか、ということが言いたいんです。
そして、僕然りだれかの考えにべったりしすぎることはおすすめしません(クライアント向けに話しています)
あの人が言っているから正しいのだ、ほどの危険な判断基準は他にありませんから、一度振り返ってみることをおすすめします。
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