「あなたの届けたいメッセージを届ける方法」「伝えたいことをそのまま、できる限り伝える方法」というテーマで今日は記事を書いてみたいと思う。
関係性がないとオオカミ少年にしかなれない
人間関係をパイプだと考えて欲しい。「いつも嘘をついている人の言葉」は届きそうになるとパイプの蓋を閉める。心が閉ざされる。で、「ああ、あいつまた言ってるよ」になってしまう。
あなたの言いたいことは分かったけれど、嫌いになったしもう二度と話は聞きたくないだと大失敗。つまり、言葉を届けるためには関係性の構築が最優先事項。
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自分を自慢しすぎると切羽詰まっている人っぽくなっていく
例えば、自分はこれがこんなにすごいんです!と言っている人って、自分にとってはいかにそれが大変で高尚なことかを言葉裏に発信しているとも言える。
だから、あまりにも自分ヨイショをやりすぎると何も信用されなくなるし、武勇伝を聞くことはしんどくなっていく。つまり、出てきた言葉より必ず現実が劣って見えるから、しょぼい人だという印象が拭えなくなってしまう。
でも、あくまで謙虚に現実だけを語っていれば、それは自画自賛にはならない。
オリンピック水泳金メダリストが「私は世界で一番クロールが早いんです」というのは自画自賛ではなくて事実だけど、「世界でクロールが一番早いし、多分サッカーでも世界一のポテンシャルがあるし、野球では出塁率6割は行けるますね」とアピールしたら、最初は着目を浴びても、だんだんしょぼい人っぽくなっていく。
どこかでオリンピックで水泳で優勝し、2位以下の選手を罵倒した中国人が実はドーピングしてた、みたいな話題があったけど、まさにあれ。基本的な人格が備わっていないとドーピングするしないにかかわらず、しょぼい人感をどうしても醸し出す。
まあそもそも、本当にすごい人って圧倒的な実力から来る余裕があるから罵倒しないんだけど。
で、炎上商法とかにはこういったリスクもある。級に人気になった芸能人とかもそうで、短期的にブームになりすぎるとヨイショ効果によって必ず「しょぼく見える反動」が起きるので、その反動でしんどくなって消えて言ってしまう人が多い。もちろんこのしんどくなることは、相手から見てしんどいってのもそうだし、自分自身がしんどくなるって側面もある。
まず関係性を築くことが重要
つーかーの関係性を築くことはかなり困難だけど、最も強いのはこれ。相手と繋ぐパイプをぶっとくしておく。そうすれば向こうから呼びに来れるし、声は届くし、情報も届く。
でも、パイプがストローみたいにほっそいと色々なことが間違って伝わるし、当然人間が通れる幅もない。
関係性が太ければ太いほどこちらのメッセージがリアルに相手の中に再現されていき、関係性が細いと糸のような通り道からメッセージを伝えようとしても、当然メッセージが遮断されてしまう。ただでさえほっそい通り道に蓋をされてしまう。
そして、関係性を築くためには視野の広さが必要になる。つまり、「利」が一致するポイントを見つける広い視野。
正論の押しつけは意味が無い。なぜなら、スローガンにしかならない。「それなら知ってる」にしかならないから。
一番必要なことは具体的な解決策を打ち出すこと。それがどうしても難しいのであれば、相手の心と頭を動かす問題提起をすること。論理と愛がなければ、人は動かない。だから論理と愛を両方から提示していく。
そして、あなたが普段見せている氷山の一角の下に横たわっている氷山の本体はどういうものだろうか。氷山の本体が嫌な思いをさせたいなら見える氷山もそうなっていくし、氷山の本体に温かさ(氷山が暖かいってミステリーは置いておいて)があれば、必ずその温かさは相手に伝わると思う。
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