ビジネスは理屈上は見込み客が欲しいものや悩みを解決する商品を作れば売れると言われますね。(これも正しい認識ではないのでそのうち記事を書きますすが)
ただ、それを「上手く伝える企画・キャンペーン」ができなければ相手に響かないので結局売れません。
定番の例えですが、宇宙に隔離された研究室で、地球最高のねずみ取りを作ったところで、それが誰にも伝わらなければ結局売れません。そして、ちょっと良いねずみ取りを全国民に伝えることができれば、ある程度の人数は商品を購入するでしょう。
良い物を作り、そして、良い物を「相手に響かせる」必要があります。
この公式はまず頭にたたき込んでおいてほしい。
で、相手に響かせるためには何を考えて欲しいかをこの記事では書いていこうと思います。
アイデアを出す方法・企画力はどうしたら育つのか
まず、強力かつシンプルな公式を紹介します。
アイデアの数は何によって導かれるのか。
アイデアの数=情報xきっかけ
です。
情報が多ければ多いほどアイデアも増えます。当たり前ですね。で、そこにきっかけや刺激が多ければ多いほど出てくるアイデアや企画も増える。
どんなに知識をため込んでいても、きっかけや刺激がなければアイデアは0
どんなに刺激多き人生を送っていても、頭が空っぽならアイデアは0
このシンプルな式は紙に書いて貼っといてください。
アイデアが出ないのはどっちかの項が足りないからです。
散歩したりするのはリラックスしてるんじゃなくきっかけを増やしてるだけだと考えを改めましょう。きっかけや刺激を増やすために気分転換は必要になってくる。
同じ作業ばっかりしてるときっかけや刺激がなくなっていきます。考えに固着するようになっていくんですよ。
筋トレで考えてみてください。
何も食べないx運動しない
食べまくりx運動しまくり
どうでしょうか。刺激と材料の両方が必要になることはなんとなく分かるかと。
アイデアの出し方や企画力を上げたいなら色々な経験・体験をしろ
ある経験をした直後はきっかけになっているので、刺激として役に立ちます。
一定時間過ぎると情報や知識として蓄えられ、結果的にきっかけと情報の両方を増やすことができます。だから、経験や体験を沢山集めましょう。
何にせよ大事なのは知識情報の量と刺激の量です。これは単純かつ非常に奥深い公式だと思っています。
もちろん、僕は神ではありませんので、正解かどうかは知りません。
そう考えているってだけです。でも、できる限り体系化してみてください。そしてこれを踏み台にして色々考えてみると面白いと思いますよ。
ビジネスにおける「企画力」はどうしたら強化されるのか。一つだけ言っておきたいのは、簡単な公式にあてはめればいいってだけのことです。
何かに執着したり縛られるとアイデアが枯渇する
体力を付けたいなあって考えたときにランニングしか出てこないか、プールとか自転車とか球技とか色々なことが出てくるかの差。何かに縛られ気味な人ほどアイデアは出ないので、つまりそもそもアイデアを出すことに縛られすぎなくて良いんです。
技術的に一流だけどアイデアが二流の場合とか、技術的には二流だけどアイデアは一流とか両方あって、企画は一流だけど売り方が二流とか、営業が超一流だけど商品力が二流とか。
完全にバランスをとることは無理なのでだいたいどっちかに偏り気味になる
アイデアや創造性は無駄の中から出てくる
タイマーをガチガチに設定するライフハッカーになるなって事です。
無駄を大事にしましょう。
僕が思うに、
「後から振り返ってみれば、無駄なことなんてない」
ということです。そもそも無駄かどうかは、世間や周囲が勝手に決めるものですからね。
なので、無駄なことが嫌いな人は意識的か無意識的かは知りませんが、とりあえず自分の感性より世間の価値観にしたがって生きている。
言わなくても良いかと思いますが、あえて無駄なことをしろと言っているわけではありません。無駄なことをしろって指示はおかしいですから。とりあえず自分の好きなようにやってみなよってことです。
自分に正直であるか。そして、これがいかに難しく、自分が世間の価値観に無意識的に従っていたかが分かるはずです。
そして、量と質が創造性に求められるものですが、A.H.マズローは無計画なやつほど創造的だと言ってます。学者として臨床結果を基にちゃんと言ってるんです。
演繹的に「こうであるはず」じゃなく沢山の人を見て「こうだった」と言ってます。創造的な人は自分を信頼しているだけじゃなく、世界も信頼してるんです。
自分自身、環境、未来への信頼
でも、それは社会適応を求めるのか、クリエイティブを求めるのかの天秤がありますから、その辺りは考えてもらう必要があるのですが。
アイデアを出すための閃きを起こす方法
さっそく結論ですが、意図的に起こすことなどはできません。
そういった感覚です。突然、何の前触れもなく起こるからこそ、「閃き」と名付けられているはずなんですね。降りてくるとか言われたりもします。
で、どうしたらもっと閃きや、降りてくる状態を生み出すことができるのか。
好きなことを好きな時に好きなだけやるのです。ただそれだけ。
つまり、「閃き」という偶然は、恐らくある一定の確率で起こるものであるわけですから、その分母を多くすれば、単純に閃く「数」が増えるだろう、と。そういう計算なわけです。
そして、絶対に必要なこと・絶対にしなくてはいけないことって限られてくるわけですから、その増やすべき分母は、いかに「無駄な」ことをしているかに依存するわけです。
世の中には、根っから無駄なことが嫌いな人というのがいます。
しかし、人生の隅から隅まで、無駄なことがすべて嫌い、という場合は、正直な話、創造的な活動には向いていないと僕は思います。
ですから、その人たちは、枠を外れたことを嫌い、またそれゆえに、枠を外れることに対して非常に憶病になります。
だからこそ、そういう人には
準備せずにとりあえず行動しよう
と。わかりやすく言えば、僕が「入念に」準備に準備を重ねる、と言ったとき、たとえば1ヶ月だとします。
それが、多くの人の場合、1年くらいかかっているのです。いやいや。
それでいて、僕の準備よりも12倍よいものになっているかと言えば、まずそんなことはないんですよ。
やればやるほど、下手になっていく。いくら準備しても準備は終わることはありません。
それには簡単かつ明快な理由があって、
「周囲も自分も、常に変化しているから」
です。常に変わっているのです。常に変わっているのだから、準備が終わったと思っても、その時にはすでに違う世界と自分になっていて、また準備が必要になる。
その繰り返しで、準備が終わるときというのは、世界がストップした時か、自分の人生がストップしたとき、つまり全ての変化が完全に止まるとき以外には、原理的にありません。
にもかかわらず、ほとんどの人は延々と準備だけして、旅立っていきます。
創造的な人はどんな人か
それもひとつの人生としていいのかもしれないですが、せっかく今があるわけですか ら、ここでも楽しく好きにやってみたら、と僕は思うのです。
真に創造的であるとは、新たな価値を生み出すということです。世界に対して、新たな貢献を、他の人ではなしえないちょっとした貢献をするということです。
同時に、その生み出した価値のおかげで、自分も成功していく。
ぜひ、一歩踏み出してみてはどうでしょうか。
不安もあるかもしれません。世間とずれるのは怖いかもしれません。
今はまだ「良い子」なのかもしれません。
でも、好き勝手やってだめなら納得感があると僕は思います。
そして、ビジネスは失敗も成功も凄く分かりやすい。だから、本当に努力して負けたチームが清々しい表情をしているように、全てを背負う覚悟ができたとき、不安は清々しさへと変化します。
自分のやったことの結果としてなら、どれだけ豪快な失敗をしたとしても、やり場のない怒りにはならないからです。「ああそうだよな」と。
成功も失敗も自分で織り込むことができる。全力を出してその結果なら「しょうがないか」と考えることができる。
そして、いざ好きにやってみたら大変なことも起こりますが、まあ大したことはありませんよ。笑
もちろん、好きかってできることの背後には常に「重い覚悟」がのしかかっています。
でも、その日からは本当に「生まれてきた意味」みたいなものを、少しだけ感じられるようになるはずです。
あと、想像しているほど悪いことは起きません。なので一度は脚を踏み出してみてはどうでしょうか。
新規事業や自分でビジネスを始めるときのアイデアの作り方。スキルが無くても起業はできる。
リクエストが多かったので、商品作りとネタ出しについてお話しできたらと。
ここでも「スキルのあるなしの勘違い」についてもう一度理解しましょう。
「ビジネス」って抽象的な言葉ではありますが、
抽象的だからこそ、すごく幅と種類があるわけです。
ここでは仮に、
専門性が高い人から低い人に「専門性」が流れることで、
低い人から高い人に「お金」が流れるのがビジネス。
と定義しましょう。
例えば、楽器奏者。
音楽の専門性が低い人にコンテンツ(音楽)が流れ、
お金が専門性の高い人にお金が流れる
他にも、スポーツ選手、サービス業、製造業などなど
どれも、性質は全て同じですよね。
つまり、
お金の流れ
初心者 (上級者)成功者
ーーーーーーーーーーーーー→
専門性の流れ
初心者 (上級者)成功者
←ーーーーーーーーーーーーー
お金と専門性が、再帰的な構造になっている。
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前置きですが、すごく重要なこと書いてますよ。
さて、この直線をみて何か気が付きませんか?
商品作りとネタだし。
「流れ」を生み出すことができれば「商品作りとネタ出し」は簡単です。
あなたより専門性が下の人に向かって、流れを生み出すだけでいいんですから。
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どんな分野でも、本を10冊くらい読めば、知識だけで言えば中級くらいにはなれます。
その時点で流れは生み出せますし、あなたの強みがある分野なら、
もっと簡単になる。
「専門性とお金の流れなんて生み出せるかなあ」
と考えているかもしれません。
ですが、
利根川みたいな流れじゃなくていいんです。
側溝くらいの流れで大丈夫ですから。笑
例えば、
ダイエットというテーマで考えてみましょう。
初心者→上級者になるまでのステップで考えてみてください。
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「まず知っておきたいこと」
「ダイエットを始めてすぐにつまずくポイントOO個」
「ダイエットを挫折しそうになったときに挽回・意識するポイント」
「痩せるペースが落ちたときに」
「維持する方法」
「筋肉を付ける方法」
「痩せた後にやりたいこと、やっておくべきこと」
「痩せるだけではなく自己実現をする方法」
「服の選び方」
「異性と付き合う方法」
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情報に限らずですよ。
僕はこの方法で、BtoCのサービスのアイデア出しも行っていますから。
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他にも、時系列。
生活、人生って軸で考えると
「生まれてすぐ何を買うか」
「5歳くらいの時には何を買うか」
「10歳くらい」
「15、20、25、30」
と考えていくと、アイデアは無尽蔵に出てきます。
直線上に取ると、ネタがいくらでも出てくる。できれば、初めの内はホワイトボードや紙に書いてみていただきたいです。頑張ればすぐに100個以上出てきます。
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