僕が考える相談を受けるときのコツについてまとめてみました。
人が求めているのはアドバイスではなく考えていることを整理できる相手
ご自身の実感から考えてみてください。アドバイスが欲しい訳ではないはず何です。もう一段深めると、アドバイスによって自分の考えを整理したいという希望が必ずあるはずなんですね。
よく言われるのが、
アドバイスは意見を伝えること
フィードバックは事実を伝えること
ですが、
相談・アドバイスを求められたときにアドバイスをすると喜ばれるが、
求められていないときにアドバイスをすると煙たがられますよね。
なので、
話の腰を折らない
怒らない
指示は的確かつ多くは求めない
全部やれは無理 指示にメリハリを付ける
具体的な質問には具体的に返事があり、他人事な質問には他人事な返事がある
質問の方法を見直すと相手の答えが変わる
僕はこんな感じのことを意識しています。(どこかの引用かも)
もちろんできないことも沢山ありますが、意識していないのと意識しているのでは結果は大きく変わりますね。
そして、共感やアドバイスや同情や理解、色々な反応がありますが、最もレベルの高いプロスキルは受け止めることだと思います。そのままをただ受け止めることは凄く難しい。
だから意識してトレーニングをする必要があると思うんです。
例えば恋人関係でも「裏切られた」のではなく、元々そうだったのだと僕は思っています。
ビジネスパートナーもそう。できる限り眼を肥やさないと、正しく現状や自分の周囲を見ることはできません。
眼のトレーニングを継続して行っていくことで、現状理解が正しくなっていくのだと思うんです。
抽象化・具体化と丁寧に聞くこと・傾聴の重要性
言葉の定義は個人で微妙にずれてる
ちょっと話を変えて行く。
「丁寧に聞く姿勢」がないとどんどんずれが拡大する
ディティールを詰めれば詰めるほど普通うっとうしがられる
ディティールを詰めすぎないのが広く浅くひとと付き合うための人間の知恵
でもできる限り丁寧に聞いていく
そうしないと表面的にすらわかりあえない
言うってことを重視しすぎると関係性が破綻する
絶対に何かを言われたくない人にその何かを言えば喧嘩になるかもしれないし、その人とは絶縁状態になるかもしれない
私とあなたは違うって発想を常に持っておくこと
70億の視点がある
そうすると否定では無くて不思議が出てくる
その人が成功してきたやり方を尊重できるようになる
他人からの影響も変に受けなくなる
鵜呑みもしなくなるし反発もしなくなるフラットな姿勢が手に入れられる
唯一の正解がないことが分かるから、他人をコントロールしなくなる
交渉・妥協がすごく上達する
独り言に大勢の人が共感してくれているようなフラットで幸せな状態が手に入る
サンプルは多ければ多いほど正確性は上がる
けど、
あまりにもサンプルが多いと情報の海の溺れる 処理に負荷がかかるから
10個の何かをみたときに
10個にはみないようにする
無理矢理共通点を見つけて抽象化して学びを生み出す
概念を具体的すぎるか抽象的すぎるかに振れちゃう
具体的すぎると網羅性がないから含まない事例が大量に出てくる
「そのTIPSはOO業界でしか使えないね」みたいなことを言う人がこれ
抽象的にしすぎるとデブみたいな概念ができる
「人生とは楽しいものだ」「人生に意味なんてないのだ」とかがこれ
正直なんの役にも立たないただの概念
「現実に役立つ方法」では無い
物事には必ず二面性があるのに、価値のある文脈の定義ができない
視野が狭く、アナロジー・類推ができないタイプ
スッキリした抽象度でいける「勇気」が必要
ガリでもだめ
過不足ない抽象度を持ち出すことができる状態
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