「強みがないんです」
「ただのサラリーマンなので経験がないんです」
「スキルがないんです」
こういう悩みがすごく多い。
なので、今日はそれを少しでも解消してもらえるような記事を書きました。
全体を一貫して流れるポイントは「経験」です。
経験が重要だと言われる理由
経験者の話ほど重用されるのは、時間の裏打ちがあるから
起業を考えてる大学生の言葉と、七代続いてるトヨタの社長の言葉の重さ
そんなの当然だ、という話でも重さが違うんです。
出たばかりの内容の薄い新刊と古典
エルメスと昨日スタートした鞄屋
話が聞いてもらえない時は、相手に話を聞く器量があるのかという以前に自分に経験があるのかを考えてみた方がいいと思う
ある種の経験を別分野に持ち込んでも、その分野では素人としか見られない場合もある
トヨタの社長が経営のアドバイスをくれるなら数千万円払う会社もあるかもしれないけど、水泳のコーチをやったら、恐らくただの素人としかみなされませんよね？
幅広い経験を積んで欲しい
ではでは、本題に入っていきましょう。
僕がやるべきだと考えているのは、幅広い経験を直線的に増やすこと。
「自己啓発」的なニュアンスではなく、一つのハウツーという側面から経験を理解しています。
例えば、特定のカテゴリーを深めるほど、そのカテゴリーに依存するようになるんです。
恋人と10年付き合っていたら別れるのはすごく辛いでしょう。
羽田空港の掃除を頂点まで極めたとして、いきなり解体屋として生計を立てるのは難しい。
僕もビジネスの話はできますけど、じゃあ保育士として子供を育てたり、
他人をコーディネートする深いファッションの知識があるかというと違う。
専門性には依存性がある。
つまり、深まれば深まるほど、
そのカテゴリーへの依存
が必ず起こるということです。無意識的に。
経済学者は経済の視点から物事を眺めるようになり、
経営者は経営の視点から分析するようになる。
このブログやメルマガもそうですね。笑
これはあえて専門的に書いているんですけど。
なので、強みがないと考えているのなら、
今のうちから経験の幅をできる限り増やしておくと良い。
正直なところ、
副業に興味ある人に副業の話するのは簡単
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ですよ。
だから、転売したり物販している人は
転売という一方的な側面から物事を語ってますよね。
じゃあ、マスクを買い占めて、本当に困っている人を悲しませたとしたら、
自分や他人が本当に幸せになれるのか？
という側面からは語れない。
で、話に広がりがなくなっていくんです。
僕はそうならないよう、自戒もこめてあれこれとできる限り、
例えを広げて話しているわけですが。
あと、問題になってくるのは
お客さんの層を拡げるって意味でも経験が必要
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
なんです。
こういった色々な側面からの話ができなければ、
ただの「金持ちの変な人」になってしまう笑
それを解決するのが、経験を増やしていくこと。
無関心=悪
ですから、
自分の行動や選択を「意図的」に。
「行動の意味」を感じながら選択をしましょう。
もし何かが語れないのだとしたら、
何も他人に対して語れることがないのだとしたら、
それは恐らく
選択が意図的じゃないし、行動に意味を感じながら行動していない。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
と僕は思うんです。
本来、
本、テレビ、映画、漫画、場所、食べたもの
すら、お客さんとの接点になります。
あと、ちょっとした相乗効果ですが、この意識を持つと
生活自体にハリがでてくるし、意識も高まる
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
んですね。
意識が高いかどうかは好みの範囲ですし、必ずしも良いとは思いませんが、
ハリが出ている生活って単純に楽しいんですよ。
なにも、全て一流じゃなくていい。大事なのはメリハリ。
高級寿司ばっかり食べてたら、ただの常識が無いアホになっていく。
意図的に安い料理を食うとか、、
意図的に高いものを買うとか、、
常に「意図的」にやることが大事
~~~~~~~~~~~~~~~~~
だと僕は考えています。
普通の経験とぶっ飛んだ経験を日常的に混ぜる。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「普通」というのは、基準がよーわからん世間の普通ではなく、あなたの中での普通です。
普段安いものを選んでいるのなら、あえて高いものを選ぶ。
普段高いものを選んでいるなら、あえて安いものを選ぶ。
どちらも意図的に。振り幅を作るんです。
これ、何をやっているのかというと、
思い込みによる「世界の縮小」に気がつくようになれないといけないんですね。
だからつまり、専門バカに近づかないような、新しく幅広い経験を取り入れていってほしい。
経験がリッチじゃないと、顧客との接点が小さくなります。
小さくまとまる。
すごい安宿に泊まった経験でも良い。
ものすごい高級ホテルに泊まった経験でも良い。
スカイダイビングでも良いし、川で溺れた経験でもいい。笑
これらの経験を削り出して、デザインし、顧客に見せる。
ビジネスとは関係ないコンテンツも、常にビジネスに結びつきます。
意図的に経験を増やすことで、手持ちのピースが増えますよ。
バットを振らないとボールに当たりません。
ボクシングで一度も殴られずに、相手にパンチを当てることはできません。
泳ぐ能力を付けてからプールに入る人はいません。
何でも良いので、失敗しても良いので、
「意図的」に経験を積んでみてください。
「強みがない」という悩みを持っているあなたへのメッセージでした。
ちょっとしたヒントになれば嬉しいです。
で、これでもどうしても悩みが消えない方に向けて、サロンに参加して貰えたら、サロンメンバー限定での対談をやってます。
何かお力になれることがあるかもしれませんし、ないかもしれません。笑
リーダーになった経験がある人がメンバーになると理想的なメンバーになる
なぜか？とんでもメンバーに困らされた経験があるからある程度はリーダーに対して素直になる
リーダーになった経験がないと、メンバーとリーダーとしての役割分担が取れずメンバーなのにエゴでリーダーのように振る舞ったりしてチームが瓦解しやすくなるから
PS.オンラインサロン「あきんどギルド」やってます。
詳細チェック&参加予約はこちらのページからどうぞ。
コメント