書きたいことを書くか・読まれることを書くか
言いたいことを言うか・聞きたいことを言うか
正直にズバズバ言うか・相手のためを思って言うか
こういうテーマについてお話ししていきたいなと。
「信念」と「エゴイズム」は同じじゃないのか?ってテーマについてですが。
僕は容易にエゴイズムになるし、自己主張はほぼエゴイズムだと考えています。
信念や価値観はほぼエゴから生まれるから。じゃあ陥らないためにはどうしたらいいのかってことを話していきたいなと。
自分すごいをやっている人・自己アピールの害。
自分すごいをやってる人はほとんどすごくない。すごい人はすごさがにじみ出るから。
アピールしなきゃいけないのは現実がアピールより劣ってるからなんですよ。孫さんが今月の副業収益4億円達成!とかやってないはずだし、イチローがツイッターでヒットの本数とか書いてないはずです。
さらっとしてるんです。
エルメスとかが「すごい素材の説明」とかしてたらむしろ安っぽいですよね。
自己アピールは限界の自己紹介になる可能性がある
自己アピールはこいつはここが限界だなって分かる人には分かってしまいます。
この人これが限界なんだな、もう分かったって思われる。すごい人からは興味を無くされるんです。
自然な自己アピールならいいし、にじみ出るならいい。
自分の強い価値観や信念はエゴイズムに陥らないのか
自分の価値観を通すと普通エゴイズムになります。
ならない可能性について考えていきましょう。
一つの意見として、
他者の存在を考慮しないのがエゴイズムだ
一見それっぽいけど、実はそうじゃないですよね
もし本当に他者を考慮しないものがあるとするなら、それはつまり他者はその人の中に存在してない
そうするとエゴイズムって言葉がいらない。必ず他者性は前提になっている
エゴイズムって概念が消えるので、もともとエゴに他者の存在は前提されてる
他者性を考慮した後
他者を踏みにじっても自分を通そうとするのがエゴで、相手の利益を考えて折衷するのが信念を通すこと
じゃないかって意見もありますね。
例えば、相手の利益とこちらの利益がバッティングすることは日常茶飯事です。
相手の信念と自分の信念はいささかバッティングすることがある
それを含ませた自分の信念をつくることができるのか
それを含ませることは本当に信念なのか
なのでエゴに陥らない条件は
相手の信念を受け止め、相手の信念も優先するぞ
って信念をもともと持っている場合に限定される
ある種の武士道 周囲の利益のために生きるという意識
これが揃ったときにエゴイズムではなくなる
人のためを含まない 公の意識を含まない信念ってのは程度の差はあると思うけどただの私利私欲
「好き勝手やること」のなかに「誰かのため」の意識がないと、ただのエゴイズムに成り下がってしまう
「好き勝手やること」「自分に正直に生きること」の中には必ず「人のために好き勝手する」を含ませないといけません。
それは正直でも何でもなくワガママであり子供。自分の思い通りじゃないとすぐに癇癪をおこす存在だから。
例えば、
「人間の表現の自由」ってものを掲げながら、人を誹謗中傷する人がいるけれど、それは表現の自由というスローガンは本来掲げてはいけない。
人間には「幼稚になる権利がある」ってスローガンを掲げながらやらないといけないと僕は考えています。もちろん止める権利はない。けれど、掲げているスローガンがおかしいと思う。
話がずれこんでいきそうなので戻しますが、他人のためを含まない好き勝手は僕はどこかでそれが行き詰まる時がくるはずです。他人のためを考え続けることで、価値観や信念がエゴイズムとは別の次元になります。
どんな業界のプロもサービス業に最後は帰結する、「人を喜ばせたい」って気持ちが根本であり原点だからなんです。
尊敬する社会起業家の言葉
「好きなことをやるか、人のためになることをやるかは相反しない」
-仁-(テレビドラマ)の脚本家の言葉
描きたいものを書くか、ウケるものを書くかという質問に「ウケるものを書くのは正義」と答えた。
これに大方僕は近いことを考えています。
人を喜ばせることに幸せを感じるようになれば、やりたいことと好きなことのトレードオフは消えると僕は考えています。
ここまで考えていただいた上で、ハウツー的な内容に入っていきたいと思います。
書きたいことを書けば続く
本当の初心者はまず大前提としてしばらくの間は書きたいことを書くと良いと思います。継続が第一義であり文章上達の必須条件だからですね。
ブログやメルマガが継続できない人はまずこの段階から始めることです。アクセスとか収益なんて気にせずにとにかくまずは自分の書きたいことだけ書いていくと。
そうすると自然とその中から読者が読みたい記事が出てきて検索やSNSでヒットする記事も出てくると。
そのためにある程度人間性を乗せることは必須なので、あまりノウハウノウハウはさせないように気をつけてください。
読みたいことを書けば読まれる
読者が読みたいことを想像しましょう。あなたの対象読者はどんなことなら積極的に読みたいのか。これは自分のために書かれた記事だと思ってくれるのかを想像して書くこと。顧客に聞いても構いませんが、最初は想像で書いてその差分をチェックしていくと良いと思います。
もちろん読者が本当に読みたい記事とあなたが考えるこれが読みたいであろう内容はずれている場合が多々あるんですね。
予想外の記事が読まれ、予想外の記事が読まれない。
そのずれによって、この現象「自分で思ってもなかった記事が上位で、頑張って書いた記事がかすりもしない」が当たり前のように起きます。
その中間点を探る行為が企画と文章の上達に繋がっていくんです。
で、ビジネスは読者が欲しがっているものと提供したいものの間をねらう行為です。
つまり、ビジネスの企画のトレーニングにもなっていきます。
ビジネスもやりたいこととニーズの間をねらうと良い
ビジネスも「自分のやりたいこと」と「ニーズ」の中間点をねらえって話をしました。
書くことでもそう。求められていることとやりたいことの中間点をねらう。求められているものだけを提供したビジネスは熱狂されにくいし、わがままだけのビジネスは届かない。
いかにバランスを取って届けていくかが事業主のセンスだったりする訳です。
ビジネスのトレーニングは「書くこと」でもできる
つまり、企画力を高めて商品の価値を練り込み、ビジネスを形作っていく作業には必ず「言葉」を使うんです。だからこそ、言葉や文章のトレーニングは必要です。
ガンガン文章の力を高めれば、世の中に伝わる企画やコンセプトを立てられるようになり、文章がお金を産みます。
文章の書き方、そして文章の正確かつ丁寧な読み方を意識して、サービスをガンガン改善してください。
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