- 「失敗するとモチベーションが下がるんです」
- 「ブログのモチベーションが上がりません」
- 「ビジネスのモチベーションが下がります」
- 「モチベーションの上げ方を教えてください」
- 「継続できません」
- 「働く気力ややる気がすぐにさがります」
というメールを日々いただきます。モチベーションってなぜ下がるんだと思います?潮の満ち引きのようなものだと思いますか?ちょっと僕が考えている原理は違うので、詳しく解説していきますね。
モチベーション・働く気力・やる気が下がる原理原則
これ、まさに理屈として正しいだけで大事なことが抜けてるんですね。
モチベーションが下がるということはつまり
- 得意じゃない
- やりたいのか
- やりたくねえ
- 興味ない
そういうことがほとんどです。信念や情熱がないんです。段々苦しくなってくるし、もうめんどくさいとなるし、俺は守銭奴じゃねえ、、となって、人は行動を辞めます。モチベーションが下がります。理屈上は全て上手くいくんです。でも、現実はモチベーションが下がるんです。
これは、最も受ける質問の一つです。「どうやって働く気力とかモチベーションを保つんですか」言い換えれば「モチベーションが萎えてます」ってことですよね。
答えは、
やる気が続かないようなことはやらなきゃいいんじゃないですか
これだけですから。笑
逆に聞いてみたい。モチベが下がることをなぜ選ぶんですかってこと。ビジネスが上手くいかない理由はいっぱいありますよ。分解すれば。財務とか集客とかもっと細かいテクニックとか。
でも、現場に即して最大の理由を言うならやる気がなくなることです。これこそが、本なんかには書いてない現場の苦しみといえます。モチベが下がるって理由でビジネスが傾き始める、逆に言えばモチベが下がらなければビジネスが傾きません。早々。
もちろん無茶なことやってたら当たり前に数字が傾くけど、モチベが下がらなければ一度回り出せばそうそう傾かないんですよ。
- 好きなことをやるか
- 得意なことをやるか
これやってる限りはモチベが下がらない。「いやいや!好きなことをやってますよ」って言う人はもう少し深く考えてみてください。
「好きだと思ってたけど踏み込んでみたら実は好きじゃなかった」んじゃないでしょうか。
要は、何となくだったってことです。
好きなことは上手くいかないからってすぐに嫌いにならないんです。つかず離れずの関係を延々続けられます。まあ、僕の場合はビジネスの立ち上げとか経営の分野です。
そういうものを仕事にできると、もちろんムラはできるけど息の長いお付き合いができるはずです。モチベーションが長く続き、当然多少の上下があるけど下がりきることはないんですね。
自分の中でそういうものを見つけることが大事で。理屈は常に正しいんですが、現実に即すとそれだと上手くいかないんですね。「好きなこと」がたまたま「求められているもの」と被っているって相当レアケースですし。
働く気力・モチベーションが下がる人はまず好きなことをしよう
モチベーションが下がる人はやってることがそもそも間違えててます。売れそうだって理由だけでやってるからモチベが続かない。好きなことをやればモチベの壁を最初から突破できますよ。
ビジネスで失敗する理由で一番多いのはやる気が続かない。耐えられなくなってくるってことです。ビジネスは楽じゃない。リーマンは日本においては、凄く恵まれた身分です。
どこにも桃源郷は開けてないですし、凄く泥臭いのがビジネス。簡単に売れるって気持ちで入ってくると耐えられなくなってきます。でも、好きなことをすればモチベの壁をスキップできます。
いろんなモチベーションを上げる方法やメソッドが輸入されてるけど、それらは、カンフル剤にしかならない。レッドブルみたいなものです。一時的に回復しても反動が来る。(最後に一応お話ししますけども)
やる気が萎えてる=心から栄養が奪われてるってことですから。どうせ大変ならやる気の萎えない道を歩みましょう。得意なことは下がりにくいってだけであって、下がらないって意味ではないし、好きなことをやっていれば上手くいかなくてもモチベが下がりきりませんよ。
どんな形であれ、下がりきってしまったのであれば本当に好きなことじゃない。好きだけど下がったのであれば、それは単に「好きだと錯覚」してます。もちろん、たまにビジネスから離れる時期があってもいい。でももうやりたくねえなって思ってしまったらそれは違うと言うことです。
あとはできる限り完成させるプロジェクトを設定していくこと。必ず直すプロジェクトや維持するプロジェクトより、「作り上げて完成させること」を人は志向します。
もちろん、治すことや維持することは必要不可欠なんですけど、困ったら何かを「完成」させてみてください。予想以上の効果に驚かれるはずです。
モチベーション維持のために、何をすれば良いのかってノウハウは出回ってます
やらなきゃいけないことはみんな知ってるんですよ。充分情報は出回ってます。でも、なぜやらないか。それはやる理由がなかったり、モチベーションがなかったりするんです。
そのへんについて充分考えてみてから、この先を読み進めてください。テクニック的な方法論です。表面的な治療をしても意味がないですから、充分に源泉の部分をチェックしてみて欲しいです。源泉が泥水なら、いくら濾過しても延々泥水が出てきますからね。
モチベーションについてのちょっとしたコラム
では、最後に一応お話ししますとお伝えしたコラム。あんまりハウツーは好まないんですが一応僕なりの分析を書いておきます。どうしても続けたい場合このあたりを考えてみたらいいんではないでしょうか、という部分について解説してみます。
手段
目的
結果
がバラバラになった時にモチベーションは下がります。
つまり、
なぜやるのか
どうやるのか
何が得たいのか
を一直線に整えて欲しいということです。
きちんと一直線に繋がっていないと、すんごい大きなエネルギーのロスになります。そして、大事なのが、外的な理由ではなく、内的な理由であること。
・なぜやる? →「△△」をやった方がいいよと友達に言われた
・どうやる? → 家族に言われたから「OO」という方法で稼ぐ
・何が得たい? → 「□□」さんに認められたい
こういうのはまあ最悪。笑
一番必要なのは、自分の中に燃えている情熱です。他者からの圧力であっては絶対にいけないんです。むしろ害悪。情熱が枯れているなら1から火をおこして下さい。笑
火が小さいなら、新聞紙や薪をくべて下さい。
「火はちょっと安定してきた」
次に考えるべきは、火を消さない方法ですね。具体的にいくつか方法があります。
1.先駆者から教わる
2.仲間をみつける
3.ストレッチ目標にする
1.あなたの前を歩いてきた人間から教わりましょう。
近くの人に聞く方法は一見正しいように見えて、実行可能か、そうではないのか、本当に正しいのかの判断は難しいですから。やった人間が「やれる」「やれない」という判断をするんでしたら分かります。
やってない人間の「やれる」「やれない」になんの価値があるんでしょうか?
もちろん、あなたの大切な人の意見は聞くべきでしょう。ですが、あなたの意見を無視するようなら、それは聞かない方が良い。
あなたを尊重しながら、言葉を尽くしてくれるようなら、きちんと聞いてあげて下さい。ですが、大切な人すら説得できないようならそもそもやめた方が良いかもしれません。
伝えたいのは、あなたが自分に問うべきは、それぐらいの志があるのか?ということ。じっくりと考えてみてください。
2.仲間をみつけましょう。
今このブログを読んでいる他の同志に、想いを馳せてみてください笑
そんなに多くない人数ですが、同じ日本で同じ目標を持って勉強している仲間がいます。たったそれだけで、すこし暖かい気持ちになるはずです。
3.ストレッチ目標を設定しましょう。
目標達成になれていないうちは、「副業で300万」ではなく、「副業で100-300万円稼ぐ」こういう目標を設定するんです。小さな達成感もきちんとあり、達成しても燃え尽きず、レベルアップの余地が残されている。
最初のゴールを達成したら、意外と、成長が加速します。なので、最初のゴールはちょっと頑張りさえすれば、達成可能なもの。最大のゴールは達成が難しそうなもの。こういった幅に設定するようにしてください。シンプルかつ強力で、意外な効果に驚かれると思いますよ。
集中力と長期間のモチベーションのどっちが足らないのか
集中力 1時間2時間
作品作り 1ヶ月2ヶ月 長期間継続力のどっちが足らないのかを考えてみることです。
1.情熱があること=モチベーションが下がらない
あとでまた話しますが、情熱がないことはやめろって結論に至ります。
2.計画してやったり、目標設定 つまらない、くるしい、飽きる そういう時にモチベが下がる
何で苦しいこと乗り越えられるか?ハッピーエンドが分かるからですよ
人ってたぶん必ず不幸を減らすためか幸せを増やすために活動していて、その行動を簡単に辞めようとしないのは、一見外からは悪い方に突っ走っているように見えても、本人にとっては幸せになるために行動してるから、なんだと思う。
リストカットとかでさえ、何らかの幸せや不幸を減らそうとしてやっているんだと思います。
つまりもし何か、現状が苦しい場合、必ず過去の判断基準がおかしい。「運」もこのあたりで説明できそうな感じがする。判断のロジック。
なので、人間はいつまでも行動を辞められないマグロみたいなものなのかもしれません。
上手くいくのが分かるから頑張れるんです。
それが分からないのは普通の人にはつらくなるし、続けられなくなります。この苦しみを乗り越えた先には幸せがあるってことが分かることが何よりも大事
小さな成功体験の積み重ねによって、定期的にカンフル剤が打たれてる状況を作り出して下さい。
合理的な目的がないって状況まで至ること。自己成長とかと結びつけないで、ただやってる感じの所までいくこと。
特に理由が無い状態。この境地に至ると続けられます。
呼吸が続くのと一緒。ルーチン・リズムにしていくんですね。
余計なこと考えるとつまらなくなるし、エネルギーの消費が尋常じゃないからです。
モチベーションって下がったらあげればいいと漠然におもってるはずです。下がった物を高いとこに持ってくのにエネルギーが必要なんです。
モチベーションだけ上げようとするとロスが増えますね。
モチベーションが湧くか湧かないかという動力源で動かないようにする
最終的には、10年20年やるにはモチベーションじゃ無理ですから。やろうって思わないこと。一回動き出したプロジェクトは呼吸の領域に入れて、やりたいやりたくないの領域から出す
エネルギーをロスしそうなら、ルーティン化のボックスに入れる
楽しいことが良い事って風潮がありますけど、楽しい楽しくないに一喜一憂すると作業にムラが出ます。
いかに自我が消えるかが継続の究極の秘訣。
人生は山あり谷あり。
それを苦とか谷とかの状況をどうするか?を考えておく。
投げ出すか我慢するか。それに無我の境地に至るって選択肢を入れるべきだと思います。
上手くいかなかったらどうにかして次に行くしかないんです。
継続することも才能の一部
最後にまとめにかかりましょう。
僕が考えるに、続けられない=才能がない分野だと思ってます。
つまり、
継続する能力は才能の一部
なんです。エネルギーは無限ではありません。これは物理法則なので当然。継続できないことを無理くり継続することにエネルギーを使おうとするより、継続できることを「利益」「楽しさ」「愉しさ」に変える手段を考えた方が、動力はシンプル。
だって元々動いてるから。
動いてないものを無理くり動かしてさらに金に変えるより、動いているものをどうマネタイズするかを考えた方が圧倒的に楽ですよ。動いていようが動いていなかろうが、ビジネスを考えるなら、どっちにしろマネタイズはしないといけないから。
結局マネタイズするなら、元々動いている物か止まっている物どっちをマネタイズするかって視点に切り替えることが大事になってくるんですね。
継続できないパラドックス
まあハウツー的なものも一応書いてみましたが、最後の最後に一つ疑問提起を。
「続かないのに、続けたい」と思うパラドックスをあなたが持つ理由を考えた方がいい気がしてます。それって、
毎日続けることってかっこいい!継続は偉い!
みたいな子供の時に植え付けられた価値観で動いてるんじゃないでしょうか。無理に続けることがストレスを生む分野もあるし、続けることが楽しくて仕方がない分野もあるはずです。
そんな余計な「続かない」というプレッシャー、ストレスを抱えるのは、生産性としては最悪なんじゃないかと。続けられないことは悪じゃないんです。そんな訳のわからないことで悩んでいることが悪です。
やることを切り替えて、無心で続けられる分野に出会え!
人や世間から与えられた「義務感」からくる悩みでクヨクヨするな!
以上。
まとめ
そもそもやりたくないことはするな
好きなことをしろ
自発的な一直線の目標設定
先駆者から教わる
仲間を見つける
ストレッチ目標を設定する
質問ありがとうございました。
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